歴史感じるマランの街へ②
お腹が限りなくいっぱいになったところで、
ブライジャワ博物館(Brawijaya Museum)へ。
アイスクリーム屋さんからは再び配車アプリを使って車で移動🚘(そこは歩かなかと思いながらも車。なんにしろ距離があったのです笑)。
ここはインドネシアの独立戦争の際のものが展示された博物館で、銃や戦車、当時の新聞、お金、などなど。
ローカルな博物館で、入場料はRp3,000(約30円)と入るか入らないか迷う必要はありません。
入ってすぐのところ。
空気感が独特で、
何が書いてあるのがわからないこともあり、
決して楽しい場所とは言えませんが、大学で「日本の平和学習」について研究していることもあり、一度は訪ねたかったところでした。
床から天井まで展示物がぎっしり。
カタカナが書かれた新聞などを見て、
日本人のいた時代がインドネシアにあったことを改めて感じました。
外には戦車などもおいてありました。
博物館から車で15分程いった墓地に
「日本人慰霊碑」があるというので、行ってみることに。
住所が中々出なかったため苦労しましたが、
博物館の人に助けてもらってどうにか車を頼むことができました(タクシーとは違って安い代わりに行先の入力が必須なのですが、名前が検索にかけても出てこないことがあります)。
聞いていた通り15分後、少し街から外れた大きな銀行の横に墓地はありました。
入り口には案内人のおじさんがいて、案内してくれるという。そんなにややこしいところにあるの?と思ったのですが、それもそのはず。
そこはインドネシアには少ないキリスト教の墓地。お墓が多く立ち並んでいるため、
どこに誰のお墓があるか、日本人慰霊碑があるか、、、
初めて来た人が自分たちだけで探したら日が暮れそうな感じでした。
まっすぐ、まっすぐ。
入口からとにかく真っ直ぐ進んだ一番奥のところに「日本人慰霊碑」はありました。
ジャワ島には、第二次世界大戦、そのあとの独立戦争の際に参戦し、日本に帰らなかった日本人がいます。
日本人慰霊碑は、1982年に建てられました。
慰霊碑表側:日本語文
「日本人慰霊碑
友好国インドネシアの
美しい静かな街マランに
安らかに眠って下さい
日イ両国の平和と繁栄を祈ります」
慰霊碑の裏
日本人でインドネシアに住んでいるのなら一度は訪れたい場所。
色んな人に助けてもらいながらも行けてよかったです。
写真でわかるように雲行きが怪しかったので、帰りの汽車にはまだ少し早かったのですが、とりあえず駅へ(ちなみに帰りも配車アプリは案内人のおじさんにしてもらいました)。
マラン駅の近くでご飯でも食べてようということになりました。
駅前の公園には出店みたいなのが並んでおり、ここまで来たならマランで有名なものを探すことに。
マランに来たからには、Bakso(日本で言う肉団子みたいな感じ)と言われていたので、見つけ出しました。
マランに来たからにはとBakso(バッソ)。
いつもはBaksoだけでお腹いっぱいなのですが、Baksoを探している途中にメンバーの一人がRawon(牛肉の乗ったスープごはん)の話をし始めたのでみんなで
「Rawonの口になってきた」。
ということで欲張りました(笑)
みんな大好きRawon(ラオン)。
本当にお腹いっぱいな日。
4時半になり、電車に乗り込み。
最初に書いたように行きに比べては安かったのですが、快適な汽車の旅を送って無事家路につくことができました。
電車の中。
たった70kmの距離ではありますが、
帰ってきた時に感じる、あの遠出から帰ってきた感、と言ったら…。
やっぱり自分の生活する街の安心感はすごい。こんな日も大切。
またどこか1日旅へ行きたいと思いました😊