“Batik(バティック)”を着れること=🇮🇩生活のたのしみ
インドネシアに来るときに、真っ先に気になったのが「日々の服装」について。
今日はそれについて書きたいと思います。
日本の学校の先生といえば、きまったものを着ているイメージ(私の高校ではそうだった)。
でも、なんにしても「自由」というのは難しいもの。ましてやインドネシアという国を全く知らなかった半年前の私にとっては未知の世界でした。
ということで、🇮🇩の準備中、前任の方々に
「学校では何を着ていたか」と尋ねた。
「自分の服はほとんどどもっていかなかったよ、“バティック“を着ていた」とのこと。
“Batik(バティック)“とは...??🤔
バティックとは、
日本のスーツや制服に変わる正装のこと。
白や黒がベースのスーツや制服とは大きく違い、とってもカラフル&模様が多いです。
伝統衣装ともいえるようなもので、地域によって柄が大きく変わります。統一感を表すのにみんなが持ってる同じ柄のバティックを使うのが1番いいのはたしかかもしれませんね(^^)
聞いた時は、まったく想像がつかない…どんなものだろうと不思議に思っていたのがウソのよう。
今では毎日その“バティック”を着て学校に行っています。こっちに来てからはコレクションし始めるほどにはまり、帰る時にどうしようかという悩みが出てきた最近。笑
後で見てもらえばわかるように、中々日本では消えないほど柄が騒がしい。もともとこのような柄を含む私にとっては、周りを気にしなくていいのでとっても嬉しいのですが。
前置きが長くなりましたが、その“バティック”がこちら。
これはワンピース調になっていて、はじめのほうによく着てたもの。
これは審査員協力の際に頂いた。
学校でもらまた生地で仕立てたもの。
これはジャワ島の柄。
これは学校の先生たち揃いのバティック。どこか行く時はこれを着て行きます。
変なスタンプなとこは気にしないでください。
ちなみに一週間ずっとバティックを着ることはなく(欲を言えば着ていたい)、
月曜日は公務員の制服、水曜日は大統領スタイルで、上は白シャツ、下は黒で決まっています。
生徒たちの制服も、バティック生地の物もあれば、全身白の物もあり、すごい統一感。
旅行の時や、決まった日には先生たちみんなで同じバティックや、色だけでもそろえることが多く…また、お土産などにもらうことも多い。
ということで滞在4か月の私もすでに10着以上持っています(笑)
バティックの値段×作り方
値段もピンからキリまで。300円の物もあれば、1万円以上するものも。
というのも、バティックは本来、ろうを溶かして彩っていくもののため、本来の作り方をしているものはとても手間がかかるのです。最近はプリントしているものが増えており、そのようなものは安い。それに質が全然変わる!
ロウを溶かして、息を吹きかけたあと
その熱を使って模様を描く。
こうやって本来の作り方されているものは高いですが、やっぱり、バティックが好きな私にとっては憧れです。
柄も男性、女性用の物もあれば、共有の物もあり。
もう出来上がっているものもあれば、布だけ売っていて、自分で好きな形に仕立ててもらうこともある。女性の場合は、仕立ててもらうことの方が多いように感じます。
これはつい最近、マドゥラ島で一目惚れした生地でつくってもらったバティック😌
お気に入りです!!!
奥の深いバティック
色、柄、形などでいろいろな意味を持っているようで、日にちや行事によってみんなで決めてることもあります。その統一から外れると、少し浮いてしまうのも事実。
4か月だけではよくわからないことの多い、不思議なバティックですが、「郷に入っては郷に従え」というもの。
残り2か月になってきましたが、バティック生活を楽しんでいきたいと思います。