落ち着きない、せわしい、でも楽しい日本語授業
つい先日のこと。
「先生、インドネシアの高校は冬休み⛄️がありますか?」、と聞いたところ
「ありますよー。12月半ばからです。」
とのこと。でもまだ続きが、、、。
「ですが、センセイ(わたしのこと)、
学校はテストがあるのでもう11月28日から1月1日まで休みです。」
※それではあまりに活動が減るのでテスト期間も暇であれば学校に来てもいいよと最近言ってもらいました笑
えーーー。
そんなに長い期間なにしたらいいのー。
この時点でもうすでに11月も2週目に入っていたので、 旅行するなら急いで決めないと、、、の時期のこと。
休みは約1ヶ月あるということで、 少し遠出することが増えそうです。
しかし!そこは本業(日本語パートナーズです)を忘れずに、 旅行しながらも、日本という国をいろんなところで伝えていけたらいい な、と。
あまり遠くではなく、東ジャワ内の周辺を極められたら良いかなぁーとおもっています。
話のきっかけになるように
日本語パートナーズ!( Nihongopartners)
と書かれたバティク柄のバッグ 持ち歩くことにしようか......と考えてみたり。
そんなことはさておき、、、
書こう書こうと思って1ヶ月。
日本語パートナーズの日々の活動である
授業の内容📖✏️について、
今日は書きたいと思います。
最初は手一杯だし、不規則でなれなかった授業も、最近は少し様子が掴めて、余裕が出てきて書く気が湧いてきました👧笑
上記にあるように(今まで読んでもらってる方はなんとなくわかる かもしれません)、
私は普段日本語パートナーズとして、インドネシアの高校で、インドネシア人の日本語の先生と共に日本語の授業に入っています 。
インドネシア高校の日本語授業事情
私の派遣先の高校の場合、日本語の授業が必修になってるのは2年生まで(中には1年生までのクラスもあります)。
3年生で日本語 を勉強してるのは言語クラスの生徒たちだけです。
どのクラスも進む速度は違いますが、
週に3時間ほど(135分)あり、2時間続き+1時間だけのクラ スがほとんどです。
私が普段関わっている日本語の授業は、
教科書+先生によるプリントによって進められています。
単元の説明、会話、発音練習、単元によるゲーム、 最後に生徒たちの復習を兼ねた発表が繰り返し行われているようで(決まりはないです)、
授業の内容は盛りだくさん。
日本語に興味を持っている子が多いということもあり、または寝てしまっては追いつけなくなるということなのか、寝ている子😴はほとんど見ません。
というより、とにかく進みが早いからかもしれないですね!!
とはいってもなかなか計画通りには進まず、
日本の文化を知る、 ひらがなの復習が入ったり、まったく違う行事や先生たちの会議などが入り、 一か月に一回は授業が無くなっている感じがします。
入れ替わり立ち替わりなせわしい授業
また、インドネシアの高校では、 いろいろなことが関連して時間が曖昧。
イスラム教の方は一日に5回のお祈りがあるため、(時間は人それ ぞれ)、 授業中にお祈りの時間があれば抜けて学校内にあるモスクへ。
また、人によって、 暦の中で自分だけの断食の日を決めているらしく、 その場合は体調も考えてちょこちょこ家に帰るということも。
または、生徒会の会議、部活のミーティング、 文化祭の話し合いなど…。
いま?!みたいなタイミングで生徒たちの出入りは常。抜けてる間の分は、教室にいた生徒に聞くようです👂
とはいっても、イスラム教にとって大事な日に教室に残るのは、キリスト教の方数人だけ。
これは流石に進めるか悩むレベルですよね笑
初めは驚きましたが、最近はもう日常になりつつあります。
日本が好き
そして、一クラスに一人くらいはいる、日本語が大好きな子!
自分で言ってくる子は少なく(当たり前かもしれない(笑))こっ そりしゃべれるので、発音練習などで驚くことが多々あります。
たいてい日本語が好きな子は、日本のアニメからきているよう(ここ大事!)。
日本語学科などを大学で選んでいる人たちもきっかけはアニメらし く、スラバヤ大学の日本文化祭に行かせてもらった時は、 スタッフのきている服に書いているマスコットキャラクターはアニ メのものでした。
とにかく、好きと言ったら好き!
本当に興味を持っている子は特にですが、 みんな結構熱心に日本語を勉強しているように感じることが多いで す。
少しインドネシア高校生における日本語が想像していただけたでし ょうか?
次に、日本語の授業の内容を説明していきたいと思います。