いざ、マナド・ブナケン島へ
12月26日から29日。
スラウェシ島の上の上の方にある「マナド」というところへ行ってきました。
マナドはインドネシアでは珍しい、約7割がクリスチャンという海沿いの街。
別名「ダイバーが一度が訪れたい街」ともいわれています。
今回の旅の目的は2つ
① 今年中に自分が住むジャワ島以外の島に行ってみたかった。
② マナドのミナハサという地域は、第二次世界大戦の際に日本人が多くいたといわれている、ということで日本と深い関わりのある地域であること
とはいっても、マナドの旅情報は少なく。
行き当たりばったりでどうにかなる!ということでホテルと飛行機だけ予約し、当日を迎えました。
ということで、当たり前のことながらトラブル起きまくり。
現地の人に助けられてばかりの4日間でした。リゾートを感じるよりも、現地を感じられた旅となりよく考えれば目標に沿っていたかと。
簡単にではありますが旅行の様子を載せていきたいと思います。
1日目
初日到達点はブナケン島。マナド空港まで行った後、船着場まで移動し、近くのブナケン島に向かう予定にしていました。
朝8:15の飛行機になる予定で7時に向けて住居を出発。空港に1時間前にはつかないといけないという情報をどこかから得たので笑
シドアルジョからだとジュアンダ空港が最寄りになります。
行きはLion Airの直行便で(先生からはこの飛行機は止められましたいろいろな意味で笑)。
マナドとは時差が1時間あるので11:30着(フライト2時間半+時差1時間)。
ガイドブックには”ブナケン島への公共ボートがでてる”と書いていたのでホテルからの迎えは希望していなかった…そうこれが大きな間違えだったんです。
とりあえず、空港から出るとたくさんのタクシー運転手が「タクシー、タクシー」と声をかけてきます。いつも使っている配車アプリの車は空港には入ってこれないので、割高のタクシーに乗るしかない。
ということで、なんとなくタイミングが合って感じのよさそうなおじさんに「ブナケン島へ行くための公共ボート港に行きたい」と言ってみます。
まぁまぁの値段で、交渉の上送ってもらうことにしました。ちなみにこの時の値段は150,000ルピア。相場は100,000ルピア∼130,000ルピアくらいなのですが、休日であったこともあり、なくなく承諾しました。
30分足らずで、市場の裏にある港へ。
やっと着いて、降りようと思ったら運転手がボート乗り場のお兄ちゃんとなんか話してる。どうやら今は休日だからブナケン島へのボートはないらしいよ、と…。
つまり、そこらのボートに直接頼むしかないらしい。
どうしよう!となっているとお兄ちゃんが行きかえりで1,000,000ルピア(8000円くらい)でいいよ、とのこといくらなんでも公共ボートなら50,000ルピア(400円くらい)で行けるはずなのにそれはいやすぎる!ということで一旦保留。
仕方ないのでホテルに電話してみることにしました。
「200,000ルピアで迎えに行ってあげるからそこで30分くらい待ってて」
と言ってくれた(と思った)。タクシーの運転手さんともなんか話して、ここに来るそうだよ、と言っていたので信頼してそこで降りて待っていることにしました。
降りた近くは現地のおじさんたちが運搬の仕事をしていたところ。
じろじろと見られながら(こんなところに観光客はこないらしいかった)、30分が経過。
40分、50分…。そろそろおかしいと思って電話してみた。
「ずっと電話してたのにかからないから困ってたよ」とのこと。
携帯には着信は一件もなし…どうやら、電話番号の調子が悪かったみたい、すみません(あとでわかったことなのですが、これは私の携帯会社の電波がこの街で通ってなかったことが問題だったようです)。
「近くの人に代わってくれる?あなた見当たらない」と言われ、おじさんにかわってもらった。
……なんか言い合っている。
電話が終わって、なんだって?と聞くと、彼の言っている港はここじゃないって、とのこと。
えーーーーー。
「今、配車頼んだからちょっと待っててね」
ありがとうございます…。ということで配車が来るまで、たくさんのおじさんたちと写真撮影が始まってしまった(笑)
やっと車が来て、乗ること30分。山を上がったり下がったり…ここも?!みたいなところもすいすい通っていくおじさん。
途中コンビニやらガソリンスタンドに寄り道し、やっと着いたのは、さっき私が待っていた港の反対側のようでした。
島を横断した気分(笑)
そこで送ってくれたおじさんとはバイバイ。
手配してもらったボートに乗り込み20分弱。
やっと、やっと着きました。
この時点ですでに16:00前。もっとスムーズに着く予定だったのにおかしいなぁ。
結局合計460,000ルピア(4000円くらい)かかったので、ホテルの送迎を最初から頼めばよかったと後悔しそうでしたが、なんかすごい達成感だったし、現地の人とたくさん話せたし、何より島を感じられたのでそれでよしとしました。
宿泊先の前は海。当たり前ですが、とっても綺麗、頑張ってきた甲斐がありました。
続く